執筆者紹介

［編著者］

高屋 定美（タカヤ サダヨシ）

高屋定美（第2章， 第11章， 第12章3,4節担当） 1963年生まれ， 関西大学商学部教授
主要業績：『検証：欧州債務危機』中央経済社， 2015年（単著）
「EU経済ガバナンスの課題と挑戦」「日本EU学会年報』第40号， 34-55ペー ジ ， 2020年5月（単著）

高濱 光信（タカハマ ミツノブ）

高浜光信（第3章， 第10章， 第12章1,2節担当） 1961年生まれ， 明治大学商学部教授
主要業績：『現代国際金融論 （第4版）』有斐閣， 2012年（第2章， 第10章担当）
「ユーロ圏における最適通貨圏の内生性：展開と現状」『信用理論研究』信用理論研究学会 第38号53-68ペー ジ ， 2020年5月（単著）

［著者］

千田 隆（センダ タカシ）

千田 隆（第1章担当）
1964年生まれ， 広島大学大学院人間社会科学研究科教授
主要業績:『金融論入門』中央経済社 ， 2002年（第7章担当）
『現代経済学のコア 金融』勁草書房， 2002年（第8章担当）

稲垣 一之（イナガキ カズユキ）

稲垣一之（第4章担当）
1979年生まれ， 南山大学経済学部准教授
主要業績：℃hina's Demographic Impact on the Bilateral US Current Account Balance," Empirical Economics Letters, Vol.19, No.10, pp.1155-1162, 2020.（単著）
"How are the International Capital Flows of Rapidly Aging Countries Affected by the Elderly Working Longer?" Economic Modelling, forthcoming.（単著）

五百旗頭 真吾（イオキベ シンゴ）

五百旗頭真吾（第5章担当）
1975年生まれ， 同志社大学商学部准教授
主要業績：「Two Patterns of Current Account Reversal : Shift-type and V-shaped」『社会科学』同志社大学人文科学研究所， 第43巻第2号， 47-78ページ， 2013年8月（単著）
「パススルーの低下は為替レー トの経常収支調整機能を弱めるのか」『金融経済研究』日本金融学会 ， 第25号， 34-54ペー ジ， 2007年10月（単著）

山本 周吾（ヤマモト シュウゴ）

山本周吾（第6章担当）
1980年生まれ，山口大学大学院東アジア研究科准教授(2021年4月より立教大学経済学部准教授）
主要業績：" Structural Change in the External Balances Response to Macroeconomic Policies Persepective from a Two-Sector New Open Economy Macroeconomic Model," Review of International Economics, Vol. 21, N o5, pp.1021-1031, 2013.（単著）
"Banking Network Multiplier Effects on Cross-Border Bank Inflows," International Review of Economics and Finance, Vol. 70, pp. 493-507, 2020.（単著）

青木 圭介（アオキ ケイスケ）

青木圭介（第7章担当）1965年生まれ　名古屋学院大学商学部教授
主要業績："Challenges of the EU Financial System and Vulnerabilities of Central and Eastern European Economies," Asia-Pacific Journal of EU Studies, Vol. 7 No.1/2, 2009.（単著）
「グローバル金融危機後の欧州経済の現状と課題」『国民経済雑誌』神戸大学経済経営研究会第203巻第1号，17-33ページ.2011年1月（単著）

星河 武志（ホシカワ タケシ）

星河武志（第8章担当）
1978年生まれ 近畿大学経済学部教授
主要業績："The Effect of Intervention Frequency on the Foreign Exchange Market : The Japanese experience," Journal of International Money & Finance, Volume 27, Issue 4, pp.547-559, June, 2008.（単著）
"Exchange Rate Rebounds after Foreign Exchange Market Interventions," Physica A Statistical Mechanics and its Applications, Volume 469, pp.102-110, March, 2017.（単著）

前田 直哉（マエダ ナオヤ）

前田直哉（第9章担当）
1975年生まれ 神戸松蔭女子学院大学人間科学部准教授
主要業績：「英国による金本位制復帰の選択に関する政策過程の実証分析」『闘西大學商學論集』第64巻第2号,19-35ページ.2019年9月（共著）
「ポンド・ネットワークの盛衰ー国際通貨のネットワーク効果、協働効果、履歴効果の観点からー」『信用理論研究』信用理論研究学会第37号,63-82ページ.2019年5月（共著）

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• 〈基礎理論編〉
• 第1章 国民所得会計と国際収支
• 第2章 国際決済と国際通貨，基軸通貨
• 第3章 外国為替市場と外国為替取引
• 第4章 開放マクロ経済モデルI:長期の理論
• 第5章 開放マクロ経済モデルⅡ:短期の理論
• 第6章 為替相場の決定理論：カバーなし金利平価と外国為替のマイクロストラクチャー
• 第7章 通貨危機の理論と現実
• 第8章 国際金融市場と国際資本移動
• 〈応用編〉
• 第9章 国際通貨制度の変遷
• 第10章 基軸通貨ドルの不安定性
• 第11章 東アジアの国際金融協力と人民元の国際化
• 第12章 通貨統合の理論と欧州通貨統合