ウォール・ストリート支配の政治経済学

大橋 陽・中本 悟 編著

定価 2,530円(税込)本体2,300円
A5判上製 233頁
ISBN 978-4-8309-5065-0(4-8309-5065-X)
2020年2月25日発行
在庫あり
執筆者紹介
[編著者]
大橋 陽(オオハシ アキラ)

序章・第4章・第7章
金城学院大学国際情報学部教授
主要業絞:「フリンジバンキングの市場と規制―ペイデイローンの「大きな問い」をめぐって」「証券経済学会年報」第49号, 2013年。「二分化された金融—低所得層の金融アクセスとフリンジ・バンキング」谷口明丈・須藤功編「現代アメリカ経済史―「問題大国」の出現」有斐閣2017年。「この戦いはわたしたちの戦いだ―アメリカの中間層を救う闘争」(訳書)蒼天社, 2018年。

中本 悟(ナカモト サトル)

はしがき・第1章・第2章・あとがき
立命館大学経済学部教授
主要業績:「現代アメリカの通商政策―戦後における通商法の変遷と多国籍企業」有斐閣, 1999年。「地域共同体とグローバリゼーション」(共編)晃洋書房, 2010年。「現代世界経済をとらえるVer.5」(共福)東洋経済新報社,2010年「現代アメリカ経済分析―理念・歴史・政策」(共編)日本評論社,2013年。

[著者]
須藤 功(ストウ イサオ)

第3章
明治大学政治経済学部教授
主要業績:「アメリカ巨大企業体制の成立と銀行―連邦準備制度の成立と展開」名古屋大学出版会,1997年。「戦後アメリカ通貨金融政策の形成―ニューディールから「アコード」へ」名古屋大学出版会,2008年。「現代アメリカ経済史―「問題大国」の出現」(共編)有斐閣,2017年。

田村 太一(タムラ タイチ)

第5章
流通経済大学経済学部准教授
主要業鎖:「世界経済とグローバル化」(共編)学文社,2013年。「東アジアの国際分業構造と中国の付加価値貿易」「流通経済大学創立五十周年記念論文集」 2016年。「現代アメリカの経済社会―理念とダイナミズム」(共編)東京大学出版会, 2018年。

松嶋 紀美子(マツシマ キミコ)

第6章
大阪市立大学大学院創造都市研究科博士後期課程
主要業績:「アメリカの学生ローンの発展」「国際公共経済研究」第26号,2015年。「消費のサービス化とクレジットカードの普及」「創造都市研究」第19号,2019年。

萩原 伸次郎(ハギワラ シンジロウ)

第8章
横浜国立大学名誉教授
主要業績:「アメリカ経済政策史―戦後「ケインズ連合」の興亡」有斐閣,1996年。「新自由主義と金融覇権―現代アメリカ経済政策史」大月書店, 2016年。「世界経済危機と「資本論」」新日本出版社, 2018年。

大山 小夜(オオヤマ サヤ)

第9章
金城学院大学人間科学部教授
主要業績:「消費者信用取引にみる法的コントロールの成立と変容―貸し手と借り手の絶えざる攻防」宝月誠・進藤雄三編著「社会的コントロール論の現在」世界思想社,2005年。「多重債務の社会的世界」好井裕明•藤村正之ほか編「現代の差別と排除 第4巻 福祉,医療における排除の多層性」明石書店, 2010年。「シリーズ〈基礎ゼミ〉社会学」(共編)世界思想社, 2017年。

松本 朗(マツモト アキラ)

第10章
立命館大学経済学部教授
主要業績:「円高・円安とバブル経済の研究」駿河台出版社,2001年。「物価変動の変容からみた2008年経済恐慌」「季刊 経済理論」第47巻第1号,2010年。「リーマンショック後の金融政策の特徴に変化があるのか―金融肥大化と変動相場制下におけるゲームのルール」「信用理論研究」第37号,2019年。

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • はしがき(中本 悟)
  • 序章(大橋 陽)
  • 第Ⅰ部 ウォール・ストリートの権力
  • 第1章 金融権力の基礎一巨大銀行とアメリカ経済(中本 悟)
  • 第2章 金融の復権―ウォール・ストリートによるワシントン政治の支配(中本 悟)
  • 第3章 大きすぎて潰せない(TBTF)―コンチネンタル・イリノイ銀行の救済を事例にして(須藤 功)
  • 第4章 仕組まれた経済―ポピュリズムとグラス=スティーガル法(大橋 陽)
  • 第Ⅱ部 圧迫されるメイン・ストリート
  • 第5章 アメリカン・ドリームの終焉―所得・資産格差と中間層の崩壊(田村太一)
  • 第6章 学生ローン債務危機―受益者負担の理念と現実(松嶋紀美子)
  • 第7章 乗っ取られる政府機関―消費者金融保護局の成功と金融機関の反撃(大橋 陽)
  • 第Ⅲ部 グロ ーバルな存在としての金融権力と金融規制
  • 第8章 新たな金融寡頭制―グローバルなアメリカ金融覇権の生成(萩原伸次郎)
  • 第9章 ノンバンクの巨大市場に切り込んだ日本―多重債務と改正貸金業法の成立(大山小夜)
  • 第10章 岐路に立つ国際金融秩序―リーマンショック後10年,懸念増す金融の不安定性(松本 朗)
  • あとがき(中本 悟)
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書評掲載『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』が日本金融学会「金融経済研究」(2022年)で書評が掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が証券経済研究第111号(2020年9月)で掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が季刊 経済理論 第57巻第4号(2021年1月)で掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が政経研究(№115 2020年12月)に掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評がアメリカ経済史研究(第18号2019年12月号)に掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が経済(2020年10月号)に掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が消費者法ニュース№123(2020年4月)で掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が国際金融1331号(2020年4月1日号)で掲載されました。

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書評掲載『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』が日本金融学会「金融経済研究」(2022年)で書評が掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が証券経済研究第111号(2020年9月)で掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が季刊 経済理論 第57巻第4号(2021年1月)で掲載されました。

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 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が政経研究(№115 2020年12月)に掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評がアメリカ経済史研究(第18号2019年12月号)に掲載されました。

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 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が経済(2020年10月号)に掲載されました。

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 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が消費者法ニュース№123(2020年4月)で掲載されました。

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書評紹介『ウォール・ストリート支配の政治経済学』
 大橋 陽・中本 悟 編著『ウォール・ストリート支配の政治経済学』の書評が国際金融1331号(2020年4月1日号)で掲載されました。