本書は、金融業界における主要なプレーヤーのビジネスモデルがいかに進化してきたかの軌跡をたどることによって、金融仲介システムの長期的な動態を規定するメカニズムの解明を試みるものである。「伝統的銀行業」衰退と、投資銀行によるプリンシパル取引への傾注の背景には、ともに業務の分解による効率性追求があった。
書評紹介『アメリカ金融仲介システムの動態』 神野光指郎 著『アメリカ金融仲介システムの動態』が証券アナリストジャーナル(2019年9月vol.57)の「読書室」欄で書評が掲載されました。
書評紹介『アメリカ金融仲介システムの動態』 神野光指郎 著『アメリカ金融仲介システムの動態』が『週刊エコノミスト(2019年3/5号)』BookReviewに掲載されました。