ポスト冷戦期における日米防衛支出の実証分析

安藤 潤 著

定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判上製 230頁
ISBN 978-4-8309-4989-0(4-8309-4989-9)
2018年3月31日発行
在庫あり
著者略歴
[著者]
安藤 潤(アンドウ ジュン)

安藤 潤(あんどう・じゅん)
1968 年大阪府生まれ。1988 年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
2000 年早稲田大学大学院経済学研究科応用経済学専攻経済政策専修博士
後期課程単位取得満期退学。財団法人国際通信経済研究所嘱託研究員,ハ
インリッヒ・ハイネ大学デュッセルドルフ客員研究員,コーネル大学客員
研究員などを経て,現在,新潟国際情報大学国際学部准教授。専門は経済
政策,防衛経済学,家計経済学。(主要業績)安藤潤(2017)『アイデン
ティティ経済学と共稼ぎ夫婦の家事労働行動――理論,実証,政策』文眞
堂,Ando, J(. 2015)“ Social Norms, Gender Identity, and High-Earning
Wives’ Housework Behavior in Japan: An Identity Economics
Framework,” Japanese Political Economy, Vol. 41, No.1-2, pp.36-51,
Ando, J .( 2017)“Externality of Defense Expenditure in the United
States: A New Analytical Technique to Overcome Multicollinearity,”
Defence and Peace Economics, DOI: 10.1080/10242694.2017.1293775. など。

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 第1章 社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定
  • 第2章 冷戦期およびポスト冷戦期における社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定
  • 第2章補論  プレディクター・モデルを用いたポスト冷戦期における米国防衛支出需要関数の推定
  • 第3章 日米における政府支出の民間消費代替性・補完性に関する防衛経済学的考察
  • 第4章 日米における防衛支出の民間投資クラウディング・アウト効果の実証分析
  • ―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
  • 第5章 日米における防衛部門経済産出高とマクロ経済成長
  • ―Feder-Ramモデルの推定とその改善―
  • 第6章 米国における防衛部門経済の外部効果
  • ―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
  • 第6章補論 米国における防衛部門経済と経済成長
  • ―四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
  • 第7章 日本における防衛部門経済の外部効果
  • ―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
  • 第7章補論 日本における防衛部門経済と経済成長
  • ―四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―