日本のインフラ輸出の現在(いま)を読み解く

江崎康弘 著

定価 2,970円(税込)本体2,700円
A5判並製 234頁
ISBN 978-4-8309-4983-8(4-8309-4983-X)
2018年3月31日発行
在庫僅少
著者紹介
[著者]
江崎 康弘(エザキ ヤスヒロ)

江 崎 康 弘(えざき やすひろ)  博士(経済学)
略歴:日本電気㈱(NEC)で海外営業や事業計画等の各部門にてグローバルビジネスに関与し欧州
やアジアほか多くの海外経験を積む。渡航国は45 か国におよぶ。アジアのインフラ・ODA ビジ
ネスに知見が深く、企業勤務時代の大半を通信装置の売買や企業M&A 等の契約交渉に従事した。
9.11 および3.11 の両方をニア・アクセスで経験。
NEC 放送・制御事業企画部・事業部長代理、NEC ワイヤレスネットワークス㈱取締役 等を歴任。
(いずれも事業規模:1,000 億円程度)
企業勤務と併行して学位論文を作成すると共に都内の企業、大学で“グローバリゼーション”に関
する講演や講義を実施。
2015 年10 月長崎県立大学経済学部教授に就任。
2016 年4 月より同大学経営学部国際経営学科教授、現在に至る。
最終学歴:埼玉大学大学院(博士(経済学))
専門分野:国際比較経営論、国際コミュニケーション論、交渉戦略論
TOEIC:970 点
《主要著書》
分担執筆
『技術戦略としてのテキストマイニング』中央経済社、2014 年5 月
学術雑誌掲載論文(査読あり)2015 年以降:
・「急成長するグローバル水ビジネス市場と日本企業の事業戦略」『国際ビジネス研究』第7 巻第1
号、国際ビジネス研究学会、2015 年6 月
・「宇宙産業を事例としたグローバルインフラ市場への日本企業の深耕」『多国籍企業研究』第8
号、多国籍企業学会、2015 年7 月
・「社会インフラ事業のグローバル化に内在する課題とリスク認識」『経営センサー』第178 号、東
レ経済研究所、2015 年12 月
・「欧州鉄道ビジネス―日本企業参入への課題」『経営センサー』第185 号、東レ経済研究所、2016
年9 月
・「アジア新興国インフラビジネスへの日本企業の課題」『多国籍企業研究』第10 号、多国籍企業
学会、2017 年7 月
・「新興国“水”ビジネス戦略―日本企業の現状と課題について―」『アジア経営研究』第23 号、
アジア経営学会、2017 年8 月

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 序 章 問題の所在
  • 第1章 模倣の容易化による日本企業の低迷
  • 第2章 秘匿・模倣の視点からみた経営戦略論の整理
  • 第3章 パッケージ型インフラ輸出事業に関する日本企業の現状分析、課題と対策案
  • 第4章 日本企業のグローバル鉄道事業戦略
  • 第5章 日本企業のグローバル水事業戦略
  • 終 章 まとめとインプリケーション