執筆者紹介
［編著者］
厳 善平（ゲン ゼンヘイ）
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授 （第 1 章，第 6 章）
湯浅 健司（ユアサ ケンジ）
日本経済研究センター副事務局長兼中国室長兼主任研究員 （第 11 章，終章）
（データは本書刊行時のものです）
主要目次
- 第1章 「新常態」の中国と改革の意味
- 第2章 中国経済の現状と将来のリスク―2020年までは安定成長を維持
- 第3章 中央と地方の関係見直す税財政改革―財源調達を多様化，基礎年金の確立も
- 第4章 段階的に進む金融システムの改革―資本の完全自由化には慎重姿勢も
- 第5章 国有企業改革，市場経済化の焦点に―微妙に揺れる政府の姿勢，進展に時間
- 第6章 人口問題，少子高齢化への挑戦―カギ握る戸籍･定年制度改革の成否
- 第7章 2017年党大会と習近平政治の今後―独自色打ち出し，闘争を乗り切る
- 第8章 中国の外交，積極展開で影響力拡大―「一帯一路」で広域協力圏を構築
- 第9章 環境問題と向き合う中国―関連産業の育成で巨大市場が出現
- 第10章 世界の中の「日中関係」―2020年に向け信頼築き「王道」を
- 第11章 中国ビジネスの将来像―成熟化，高度化の波を捉えよう
- 終章 第13次5カ年計画の概要
お知らせ
新聞紹介『2020年に挑む中国』
厳善平著『2020年に挑む中国―超大国のゆくえ』が日本経済新聞（2016年8月28日）短評に掲載されました。
新中国産業論：その政策と企業の競争力
デリスキング下の北東アジア経済
点検 習近平政権：長期政権が直面する課題と展望
ポスト「冷戦後」の韓国・北朝鮮経済：経済安保への対応
復興する中国：ポスト・コロナのチャイナビジネス
金正恩時代の北朝鮮経済
米中激突 中国ビジネスの行方：日本企業は激動期をどう勝ち抜くか
中国 創造大国への道：ビジネス最前線に迫る
変わる北東アジアの経済地図：新秩序への連携と競争
現代中国の産業振興策の推進力：中央政府・地方政府・国有企業の政策協調
習近平「一強」体制の行方
未完の人民元改革：国際通貨への道