現代はまさに「知」の時代である。現代の経営学は、組織知および組織的なセンスメーキングを射程に捉えたものでなければならない。かつて意思決定論が20世紀の経営学の共通言語であったように、組織認識論は21世紀の経営学の共通言語足り得る。「組織認識論の世界」シリーズ最終巻では、組織認識研究の最前線とその未来へ読者を招待する。