大震災からの復興と地域再生のモデル分析
有効な財政措置と新産業集積の形成

徳永澄憲・沖山充 編著
 

定価 4,400円(税込)本体4,000円
A5判並製 342頁
ISBN 978-4-8309-4833-6(4-8309-4833-7)
2014年9月1日発行
在庫あり
編著者略歴
[編著者]
沖山 充(オキヤマ ミツル)

現職 麗澤大学経済社会総合研究センター客員研究員

1984年筑波大学大学院社会工学研究科修了,2011年筑波大学大学院博士後期課程修了[博士(学術)]

株式会社現代文化研究所研究員,マーケティング研究室長,第2研究本部主席研究員を経て,2014年から現職。

執筆者略歴
[著者]
阿久根 優子(アクネ ユウコ)

現職 麗澤大学経済学部准教授

2003年筑波大学大学院農学研究科単位取得満期退学,2004年博士(学術)取得

名古屋市立大学助手,株式会社現代文化研究所主事研究員,筑波大学研究員を経て,現職

主要著書・論文 『食品産業の産業集積と立地選択に関する実証分析』,筑波書房,2009年。「東日本大震災による漁業と水産加工業の復旧政策の評価分析-動学的応用一般均衡モデルを利用して-,RIETI Policy Discussion Paper Series 13-P-022,2013(共著)

石川 良文(イシカワ ヨシフミ)

現職 南山大学総合政策学部教授

1992年岐阜大学工学部卒業,2000年博士(工学)取得

東海総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)副主任研究員,富士常葉大学(現常葉大学)講師,南山大学総合政策学部准教授を経て,現職

主要著書・論文 「全国都道府県間産業連関表による地域間産業連関構造の分析」,地域学研究,第34巻1号,pp.139-152,2004年(共著)。上田孝行編著『Excelで学ぶ地域・都市経済分析』,コロナ社,2010年。地域政策研究プロジェクト編『鉄道と地域発展』,勁草書房,2014年。

猪原 龍介(イハラ リュウスケ)

現職 亜細亜大学経済学部准教授

2005年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了[博士(経済学)]青森公立大学経済学部講師,准教授を経て,現職。

"Transport costs,capital mobility and the provision of local public goods,"Regional Science and Urban Economics,38,2008年.

"Weber problem in the NEG:a case study of Asia,"the Annals of Regional Science,47,2011年.

「日本における地域ポテンシャルと雇用分布のシミュレーション分析」地域学研究,第42巻2号,pp.225-270,2012年(共著)

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 第1章 大震災からの復興・地域再生の経済分析
  • 第2章 2地域間社会会計表を用いた大震災による経済損失の波及効果分析
  • 第3章 3地域間社会会計表を用いた大震災の経済損失と復興財政措置の波及効果分析
  • 第4章 2地域間応用一般均衡モデルによる自動車産業の負の供給ショック分析
  • 第5章 2地域間応用一般均衡モデルによる復興・地域再生に関する分析
  • 第6章 動学的2地域間応用一般均衡モデルによる新自動車産業クラスター形成の経済効果分析
  • 第7章 動学的応用一般均衡モデルによる持続可能な漁業・水産加工クラスター形成の経済効果分析
  • 第8章 多地域間産業連関表を用いた大震災による人口減少の経済影響分析
  • 第9章 NEGモデルを用いた巨大地震による労働移動の経済分析
  • 終章 結論と政策的含意