年内妥結かそれとも漂流か。 正念場を迎えたTPP交渉。日米をはじめ交渉参加12カ国はセンシティブな問題をめぐり激しく対立。関税撤廃、知的財産権、国有企業規律、投資(ISDS条項)、環境など難航する交渉分野の主な争点は何か。合意への道筋をどう付けるのか。本書は、TPPの背景と交渉分野における主要な論点を取り上げ、攻めと守りのTPP交渉を検証。
書評:『TPP交渉の論点と日本』 石川幸一・馬田啓一・渡邊頼純 編著『TPP交渉の論点と日本 ―国益をめぐる攻防―』が、日本経済新聞 2014年7月27日「短評」欄で紹介されました。