世界でも有数の巨大グローバル消費財メーカーの一つであるユニリーバ。その歴史を紐解く比類なき研究書が本書である。同社がこれほどまでに巨大化し、成功を収めるに至った経緯を、詳細に解説。さらにブランディング、新興市場、イノベーションなどの重要課題はより掘り下げて解明を図る。幅広い専門分野の研究者はもとより、ビジネスパーソンやマネジメントに関心のある一般読者にもお薦めの至極の歴史書。
書評:『多国籍企業の変革と伝統』 『エコノミスト』2013年8月20日号に書評が掲載されました(「多くの「失敗」から見えるグローバル企業再生の軌跡」評者:橘川武郎氏)。