日本の高度成長期の発展要因を,共同体資本主義に見出したアンチョルドギーは,それがバブル崩壊前後から逆に日本経済にとって桎梏となっていった過程を解き明かす。(とりわけコンピューター,通信,半導体といったハイテク産業を舞台に,日本企業の特質を根源から解明する。)今後の日本再生のために,長所と欠点を総点検し,21世紀の大変動を乗り切っていくための必読の1冊。
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書評:『日本経済の再設計―共同資本主義とハ…』 『世界経済史学』Vol.78,No.4 2013に書評が掲載されました(評者 宇田 理氏)。