本書は,発展途上国貧困層が経済的自立への意欲と潜在的能力を有することを前提とした,2つのプロジェクトを取り上げ,参加農民が獲得する経済的ならびに心理的メリットを分析している。さらに生産・販売活動におけるライバルとの競争や,民間金融機関のCSR活動としての小口融資プロジェクトへの参入の実態と見通しについても論述する。
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