経済学,経営学,そして組織論等が構築してきた企業理論を,制度主義的観点から整序したものである。経済学・経営学の理論は,出自としては,西欧社会での企業行動を観察して形成されてきたものであるが,本書の整序により,異なった制度環境のもとにある日本企業を理解する上でも,有効なものとなった。斬新かつユニークな書。