管理労働の詳密な観察で得た実態から帰納して記述命題を積み重ね,その組合せを通してのみ何がしかの規範命題を示唆する,という姿勢に固執する。本書はカールソンに始まる“管理者活動研究”の50年を,ミンツバーグ,スチュアートの著作に焦点づけて追跡し,現時点での成果と課題を統括し,21世紀の管理研究の推進力たり得る展望を示す。
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