時代の潮流としての企業グローバリゼーションを,偏見を排してその光と影の両面において正しく理解することは,明治維新,第二次大戦につぐ第三の歴史的一大転換期に遭遇した現代日本の「国民経済」存続を賭した,新しい産業政策策定において不可欠である。光と影を理論・実証的に解明を試みた意欲作である。
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