多くのエピソードや事件を参考にし,日々のビジネスに生じている対立や問題点を例証しながら,その背後にある仮説,価値観,そして倫理性を検証し,相対主義イデオロギーの役割や企業の社会的責任論について体系的かつ詳細に検討すると共に,自律した個人に焦点をあて,個人尊重の事業戦略を提起し,倫理と戦略の結合と統合を追求するものである。