分水嶺にたつ市場と社会
人間・市場・国家が織りなす社会の変容

斎藤 修・古川純子 編著

定価 1,980円(税込)本体1,800円
四六判並製 254頁
ISBN 978-4-8309-5076-6(4-8309-5076-5)
2020年12月25日発行
分類:一般書
在庫あり

不透明な時代に希望はあるのか。グローバル社会の行き詰まりが示すのは資本主義の完熟か。デジタル化と反グローバリズムが社会を根底から変えるのか。新しい貨幣とブロックチェーン、労働市場の変質、混迷の米国と中国の台頭、ポストコロナの世界政治,新しい豊かさとは?歴史で繰り返す螺旋的変化と,繰り返すことのない断絶とを見透す複眼的思考。

主要目次
  • まえがき
  • 第1章 豊かな社会―周辺から見直す 栖原  学
  • 第2章 貨幣―「市場対国家」を超えて 中山 智香子
  • 第3章 テクノロジー―知識経済化のインパクト 古川 純子
  • 第4章 労働市場―歴史的に考える 斎藤  修
  • 第5章 グローバリゼーション―「アメリカ第一主義」の起源と帰結 櫻井 公人
  • 第6章 世界政治―二一世紀の市場と社会 小野 直樹
  • 終 章 人間・市場・国家 斎藤  修・栖原  学
  • あとがき
  • 巻末注
お知らせ

既刊紹介『分水嶺にたつ市場と社会』
 「週刊朝日」2023年6月9日増大号にて、斎藤 修・古川純子 編著『分水嶺にたつ市場と社会―人間・市場・国家が織りなす社会の変容―』が紹介されました。

お知らせ

既刊紹介『分水嶺にたつ市場と社会』
 「週刊朝日」2023年6月9日増大号にて、斎藤 修・古川純子 編著『分水嶺にたつ市場と社会―人間・市場・国家が織りなす社会の変容―』が紹介されました。