歴史的経緯や広大さ、多様さ、特殊性から中国経済を捉えた、元経済紙記者の中国経済論
日本人の中国経済に対する見方は極端ではないか？本書は、日本人の中国経済の理解が、歴史的な経緯や中国の広大さ、多様さ、特殊性を踏まえないことが多いのに対し、こうした観点から中国経済を捉え直すことにより、中国経済への理解を深めることを意図している。中国との事業にかかわるビジネスマンだけでなく、広く中国に関心を持つ読者に読んでもらいたい本。 元経済紙記者の中国経済論。
主要目次
- 第1章 競争すれば豊かになる。
- 第2章 格差を置き去りにした成長
- 第3章 変わる中国、変わらない中国
- 第4章 うさんくささが拭えない市場経済
- 第5章 危うい共産党支配
- 第6章 面従腹背の地方政府
- 第7章 ドル一極支配に挑む人民元
- 第8章 中国に振り回されない
お知らせ
書評紹介『中国経済を読み解く』
室井秀太郎 著『中国経済を読み解く―誤解しないための8つの章』の書評が日中友好新聞（2017年4月25日）に掲載されました。
新中国産業論：その政策と企業の競争力
現代中国の産業振興策の推進力：中央政府・地方政府・国有企業の政策協調
点検 習近平政権：長期政権が直面する課題と展望
習近平「一強」体制の行方
未完の人民元改革：国際通貨への道
米中激突 中国ビジネスの行方：日本企業は激動期をどう勝ち抜くか