国際運送書類のデータによってその歴史的変遷,現状,そして電子化を含む今後の動向を鋭く考察した初めての書である。その特徴は,運送人(船会社やフォワーダー)および荷主(製造業者や卸売業者など)への「聞取り調査」と「アンケート調査」から入手した膨大かつ詳細な国際運送書類の情報を活用して実施した理論的かつ実証的な分析にある。