災害時要援護者の避難は容易なものではない。昨今、各自治体では防災計画が見直され、災害時要援護者名簿や個別計画等も実施されている。しかしながら、まだまだ本格化されていない。実効力のある災害マニュアルや災害時要援護者事前調査の必要性と、障がい当事者である筆者の体験談から『こころのバリアフリー』の重要さが理解できる書である。
書評:『災害時要援護者支援対策』
有賀絵里 著『災害時要援護者支援対策 ―こころのバリアフリーをひろげよう―』が、図書新聞 2014年8月9日「書評」欄で紹介されました。