かつて,アルビン・トフラーは産業社会の大原則として「標準化」を指摘した。この大原則は現在まで変わることはないが,内容は大きく変化している。先端産業ではデファクト標準化からコンセンサス標準化へとシフトしている。本書は,いかにして多国籍企業が新たな標準化に取り組み,イノベーティブなビジネスモデルを構築しているのかを解明している。