シリーズ第1巻では組織認識に関わる基礎理論を紹介した。本巻は,いわば組織認識論の実践論である。混沌とした時代にリーダーはどうあるべきか,企業における危機管理の本質は何か,原発事故を防止する道はあるのか,食の安全をどう守るべきか,など極めて現代的な課題を「組織認識論」で読み解き,実践的かつ明快な答えを提示する。