国際ビジネスにおける技術標準化が国家戦略として,企業戦略,競争戦略として注目されたのは1990年以降であり,2000年以降その内容は大きく変化している。本書はその動向を捉え本質を解明するものである。グローバル企業の形成するコンソーシアム,技術・知財戦略とWTO等国際機関の政策方針の間に見られる利害と矛盾まで論じている。