21 世紀初頭の世界経済を知識資本の本拠地アメリカと「世界の工場」中国を双頭とするスーパーキャピタリズムの段階と規定し,グローバル化の進展の中で多国籍企業の活動が海外子会社を通ずる企業内国際分業と現地の独立企業との企業間提携とを両輪として展開されるダイナミックな過程を縦横無尽に活写して,世界認識の転換を迫った待望の書!