マネジメントは,人間協働を実りあるものとして組織を維持する活動である。組織維持活動としてのマネジメントの実践は古くからあった。しかし,マネジメントの知識総体についての明確な研究は比較的新しい。本書は,マネジメントに関するこの意識的研究の生成を,アメリカの技師のプロフェッショナリズムの発展の中にみいだしている。