本の読み方を学ぶために,経営書,その古典,バーナードの『経営者の役割』を取り上げる。翻訳本が手元になくても読解上注意すべき点を丁寧に指摘してある。それに答えるように各種の工夫をしてサブ・ノートと要約文をまとめた。さらに,バーナードが優れた後進に示唆を与えたと述べたのを受け,発展・補充させたと解釈される諸理論も考察している。