日本貿易学会第2回復刻合本の時期(1974~83年)は第一・二次石油危機の中で経済の政治化現象の拡大,結果の平等を求める相互主義の論理が定着した時代である。この間に発表された研究論文・資料であり,研究者には貴重な遺産,企業には経験的ノウハウの吸収源,そして国際通商問題研究のための基礎資料である。