伝統的貿易理論では説明しきれない産業内貿易の体系的分析を図る意欲作。 第1部では,産業内貿易の理論的側面,理論の発展,貿易測定の方法,測定の問題点などを論究し,第2部では,日本を中心に実証的分析を行い,日本の貿易構造の特質を産業内貿易の観点から検討し,産業内貿易問題と国際競争力の関係を詳細に考察。